NPO法人化について

2007年の発足以来、日本・ネパール文化交流倶楽部は

市民団体として活動を続けてまいりましたが、おかげさまでこの度、

日本・ネパール文化交流倶楽部をNPO法人として登録申請する運びとなりました。

法人格取得後は、認定NPO法人の認定取得と、ネパールでは現地法人設立を目指してまいります。

現在、当交流倶楽部の会員は日本全国まで広がり、

活動も日本とネパールで多岐に渡ります。

法人として一般により広く公開することで、

これまで市民団体として行き届かなかった細かな点を改善し、

資金面でも人材面でもよりいっそう充実した

「顔の見える交流活動」を目指して参る所存でございます。

認可が下りるのは5,6ヶ月先を見込んでおります。

これからも今まで通りのご支援とご指導を賜りますよう、宜しくお願いいたします。


代表　サンジブ・アリアル

交流倶楽部会報 『歩み（パイラ）』 第一号発行！

この度、交流倶楽部の様々な活動をお知らせするツールのひとつとして、
会報誌を発行しました。

第一号の内容は、第7回交流ツアー参加者から寄せられた感想や、
仙台で日本語を勉強していた留学生の仲間からのお手紙、
フューチャーフラワー基金のこれまでの歩み
等が、2ページにまとめられています。

今回は会員の徳永さんに編集をしていただきました。
とっても読みやすくまとめていただき、本当にありがたいです。

まだ未熟ではありますが、交流倶楽部と共に、末永くこの『歩み』も続けていきたいと思いますので、
どうぞ宜しくお願いいたします。

また、編集やデザインを提案、お手伝いしたい方、大募集中です!
お気軽に事務局までお声掛けお願いします


『歩み（パイラ）』第一号（右）

第７回ネパールツアーと第５期フューチャーフラワー基金

サンジブアリアル代表率いる、第７回ネパール交流ツアーは今日（２５日）仙台を出発します。

今回は羽田ーバンコクーカトマンドゥ、カトマンドゥーバンコクー成田のルートで７泊９日の日程です。




参加者は土壇場で７人集まりました
内５名は初ネパール、２名は２回目の交流ツアー参加です。
そして初参加の内１名はフューチャーフラワー基金の里親さんです。

カトマンドゥで旅行会社の社長や現地でお店を営んでいる代表の弟さんなどとのウェルカムパーティーの翌日、
ポカラへ向かいます。そこでポカラののんびりとした南国のリゾートの雰囲気を満喫しながら２泊、
帰路は飛行機でカトマンドゥへ。

そこで日本留学を夢見る学生さん達と交流ピクニックや世界遺産巡り、ヒマラヤ遊覧飛行などを楽しんでいただきます。

そのころ、去年の震災後まで仙台で日本語を学んでいた留学生プラティマちゃんが合流します。

彼女にとっては仙台での交流イベントなどで顔なじみのツアー参加の懐かしい仲間と久しぶりの再会です。


８日後、ツアーは終了しますがサンジブ代表と１名の里親さんは残り、マイディ村へ向かいます。

代表の生まれ故郷、ダディン郡マイディ村。
現在６１名の子供たちが日本の里親さんの支援を受けて学業を続けています。

里親さんの女性は２年前から女の子の学費支援をしてくださってます。
せっかくネパールへ行くのだから、交通や設備の不便はありますが、是非村まで行って子供たちの暮らしぶりを見ていただきたいと思いました。

代表は５，６日村に滞在し、今期（５期）の新たに支援を受ける子供１３名を面接し選びます。


その後、子供たちのレポートを翻訳し、写真を修整しカードを作ります。
資料がそろい、新里親さん達に配布できる状態になった頃、報告会を開きたいと思います。

既存の子供たちからのお手紙や写真は、現地スタッフが時間をとって村を訪ねたときに撮ってもらえるようにと、
今回、デジカメを用意しました。

おかげさまで今期で里子たちは74名になります。
代表やアシスタントの私が日本の仕事の合間を縫ってマイディ村を訪問しても
どうしても全員の写真を撮る時間がとれないのが現実です。
支援を続けている里親さんたちは、成長を楽しみにしていらっしゃる・・・大人よりも子供は表情が急速に変わるので定期的に写真をと、現地スタッフにお願いしてみようということになりました。


しかし問題は現地スタッフが使いこなせるかどうか・・・カルパナさんは携帯電話を持ってはいるものの、通話を受信するのがやっとです

報告会の時期に合わせられるかどうかは未定ですが、写真が届き次第、
里親の皆様に送らせていただきますので、どうぞお待ちください。


では、ツアー参加されるみなさん、ネパールを存分に楽しんできてくださいね！
気を付けて行ってらっしゃーい。

サンジブ代表ネパール出張について

もうご存知の方も多いと思いますが、日本・ネパール文化交流倶楽部の代表、
サンジブ・アリアルは９月２０日～１０月１９日の間ネパールへ出張します。

毎年２回、フューチャーフラワー基金の支援スタートがある為、
春と秋、スタッフがネパールを訪れ、直接支援金を渡したり、
ちゃんと元気に学校に行っているか、他に困っている家庭を訪問したりします。

有難いことに震災後にも関わらず、
今回は新たに２０名の里親のお申し込みを頂きましたので、
ネパールの村で２０人の学校に行けてない子供を面接し、選んできます。

ネパールでは９月１０月はダサインやティハールといったお祭り盛りだくさんの
季節です。

久しぶりの親戚たちとの再会も楽しんで来て欲しいですね！

※代表の出張中でも、ネパールの家庭料理カトマンドゥは通常営業しています。

ボランティアについて

今まで７回実施した避難所の炊き出し。

そのうち3回ほど 同じ仙台から、私達のお手伝いに参加された女性の
「炊き出しやってくれてて感謝してるんですよ」
の一言。

何かしたくてウズウズしてるけど、きっかけが見つからず、その気持ちを消化できないということもあるそうです。

やはりボランティア、と言っても、一方通行的なものは 自己満足で終わってしまう。

けれど、支援するほうもされるほうも、プラスに感じられれば、結果 Win-win になると思います。

プラス思考も大切です。
さらに、"見返りを求めないこと"も、大切だと日々感じます。

見返りを求めず、他人に迷惑をかけない範囲で、やりたいことを実行する。

そうするとGIVE & GIVEの精神に たどり着くのでしょうか。