日本・ネパール文化交流倶楽部の学費支援がスタートした地、ダディン郡。 去年3月より、JICAの青年海外協力隊として、その郡庁所在地ダディンベシという町に赴任なさっている 会員のAさんから、写真と共に報告が届きました。 さすが現地で人々と交流の日々を送っていらっしゃるだけあり、とても興味深い報告です。 Aさんありがとうございます! 青年海外協力隊は2年の任期を一カ所で与えられた役割をこなしながら活動するという違いはありますが、 彼女の体験を通して得られる情報は、私達にとってもとても有益です。 写真が多いので数回に分けて、投稿していきます。 是非ご覧ください。 では~^^ スズキ サビタちゃんの自宅前での写真です。 右から、お父さん、お母さん、サビタちゃん、サビタちゃんの後ろがお姉ちゃんで、他のかたはよくわかりません。 ![]() 村に行った日が試験日だったので、職員室で待たせてもらいました。 奥の中央に居る方が校長先生で、左にいる子供は先生の子供で、ネパール語(国語)の教科書を読んでもらいリスニングの練習をしていました。 ![]() この学校で使用している3年生の国語の教科書に、「かさじぞう」の話が載っています。そして、その教科書を下さいました。 学校からサビタちゃんの自宅に向かう通学路です。 ![]() 先日協力隊員たちと見学に行ったポカラの私立幼稚園です。 とても清潔で、運営者の方は名古屋大学で幼児教育のマスターをとった方で、他の先生も一人はマスター終了、二人が4年制大学終了、二人がプラス2を終了しています。 先生たちの顔つきいいですし、子ども達を叩かない教育をしています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() これはポカラから車で1時間位先にある、シャンジャ郡の公立学校の幼稚園の教室内です。 協力隊員の学校の先生たちのグループが地震の際の避難訓練を行った時の写真です。 ![]() ダディンベシで一番大きい、公立のニルカンタ学校です。 ポカラの私立の子ども達とは大違いな見た目ですが、これでも全然いい状態です。 幼稚園クラスの子どもです。 ![]() 公立の小学校の先生は、だいたいプラス2までしか勉強していなく、私から見ると必要以上に、無意味に子ども達を叩きます。 ニルカンタ学校の協力隊員が行っている最中の体育です。 ![]() 元々体育は行わないようで、『埃がまう』との理由で最初は渋られたそうです。 西側のシャンジャ、東側のシンヅリ、そしてダディンでも、子供たちは、屈伸・首を回す等の身体の動きが出来ないそうです。 体育の授業が無いので体操着も無いのですが、もしあっても、着替える時間と場所が無いそうです。 ダディンの地震で親を亡くした子供たちを約1年間保護していた施設です。 ![]() 1ヵ月前に、大方の子供たちをポカラの施設に移して、写真の3人ともう一人は親は生きているけど事情があるようで、残っています。 (その2へ続く) |
Author:日本・ネパール文化交流倶楽部 事務局
ネパール大好き、何故か嫌いになれない国・・・、なぜか無性に懐かしい気持ちになる・・・
多くの人の心のよりどころであるネパールをもっと身近に感じてもらえるように、仙台を拠点に活動しています。
より多くの人が生まれた国や境遇関係なく人生を思うように楽しめるように、ネパールと日本の架け橋となりつつ、楽しく生きたい人の集まりです。
ここではネパールと人と人との交流の楽しさに魅了された、又は、これからされたい会員さんたちとの連絡やお知らせ、交流倶楽部の日常の出来事等を公開してゆきます。
どうぞよろしくお願いします。
窓口は
仙台駅東口徒歩5分