ナマステ!約1か月ぶりの更新となりました。 いつもお読みいただきありがとうございます。 日本全国の会員様には、いつも本当に感謝しております。 皆様もご存知の通り、9月下旬からはサンジブ理事長が、 10月後半には副理事の鈴木が、当会主催の交流ツアー参加者5名と共に、ネパールへ行っておりました。 そして10月27日に理事長が、11月13日には鈴木が無事帰国いたしました。 今ネパールはすっかり乾期に入り、ヒマラヤ山脈が毎日の様に北側の空に見える季節です。 10月の年一番のお祭り行事も一段落といったところですが、 なんせ小規模のお祭りが数え切れないほどあるお国柄。 震災復旧はまだ20%ほどという中でも、未だあちらこちらで何かしらお祝いやお祈りが行われているネパールです。 ![]() そして稲の刈り入れシーズン真っただ中。 日本の様にトラクターで一気に刈ってしまうことができないため、 何万枚も重なる小さな棚田には色鮮やかな伝統衣装をまとった人々が 手作業で稲刈りや脱穀に精を出す姿があちらこちらで見られました。 ![]() さて、理事長が出発した9月は、雨季が終わっておらず、 残念ながらダディン郡マイディ村への訪問はかないませんでした。 マイディ村には、活動拠点「交流の家(クラブハウス)」を建設する予定の土地がある場所です。 2017年秋完成予定ですが、止まらない物価高騰の影響で予算が大幅に変更となりました。 またスタッフのカルパナさんの手術の為、看病の為病院に付きっ切りだったという事情もありました。 (ネパールの病院はほとんどどこでも手術患者にはベッドと医者の技術しか提供せず、 薬や注射針、輸血用の血液などまで付添人が買いに出回らなければいけないという驚愕のシステム。) 活動拠点クラブハウス建設の業者や現地の監督役を誰に任せるなど、 まだまだ準備することが残ってしまいました。 9月26日からは、仙台の会員さんがダディン郡の郡庁所在地を訪れました。 2泊3日という超短期の訪問でしたが、支援している子供3人も村から呼びよせ面会していただくことが出来ました。 (その時の記事はこちらとこちら) 次回の報告会(1月中旬を予定)で詳しく報告いたします。 また、一人ひとりの学費支援する子供の数が150人を越えネパール現地でも安定した活動を 維持する為、この度現地法人を立ち上げることが出来ました。 理事長とこれまでも色々とボランティアでお手伝いしてくれていた甥っ子や姪っ子を含む4名が 発起人となり、「NPO法人Future Flowers(フューチャーフラワーズ)」という名前で登録完了いたしました! ![]() 交流ツアーも大変良いお天気に恵まれ、ダディン郡ササ村で開催されたメインイベント 「交流ピクニック」でも約10人の子供達が私達と交流し、日本文化とネパール文化の相互交流を 楽しく行いました。 ![]() ツアー終了後は、ネパールに残った副理事が、大地震後の現状を見て回ったり、 ヌワコット郡とダディン郡を訪れ、子供達を面接し、20人の支援の対象となる児童を選出してきました。 ![]() ヌワコット郡の新しいスタッフのラクシュミさんともとても充実した時間を過ごすことが出来、 これからの信頼関係の土台を作りました。 ![]() 本当に日本の皆様、お一人お一人のご支援が無ければ出会えず助けられなかった子供達に 出会うことが出来、支援金をあのような奥地まで届けることが出来ていることを実感し、 心から感謝の気持ちでいっぱいです。 ![]() また、私(鈴木)の様な、ネパール語も完璧に話せない先進国育ちの者を 一つも嫌な顔せずに温かく迎え、時間を共に過ごしてくださるスタッフとその家族の皆さんに 改めて深い感動を覚えます。 ネパールだから出来る、ネパールでしかできない人助けは皆様のご協力が有ってのことです。 この感謝と感動をどうやって皆様と少しでも分かち合えるか、これから報告会と、来年のツアー、 そして交流の家建設に向けて、邁進していきたいと思います。 とても長くなりましたので、今日はこの辺で。 最後にマイディ村からの風景です。もっと良い写真は報告会で! ![]() 他の写真は出来る限り随時アップしていきますのでご了承ください。 また事務局でボランティアをしてくださる方を募集しています(写真アルバム作成など)! より詳しい出張報告は報告会で。 報告会は1月中旬を予定しておりますが、どうしてもこの日でないと参加できない等のご相談がある方は、 お早目にご連絡いただければ都合を合わせたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 日本・ネパール文化交流倶楽部 事務局鈴木 |
ネパールから報告が届きました! 最新のニュースレターに卒業インタビューを載せたビノド・カナル君に続きまして、 ケシャブ・アリアル君がこの度、高校を卒業しました! 「長期的には、自分で何か商売をやって出来れば日本とネパールをより近づける何かをやりたいです。たぶん貿易関係でしょうか」 と、夢を話すケシャブ君。 数年前までは村のシャイな子供だったのがこうして自分の将来の夢を語れる青年に成長していくのを見るのは本当にうれしいことです。このインタビューの続きは次のニュースレターに掲載する予定です。 ーカトマンドゥ サルミラより After Mr. Binod Khanal, it is now Mr. Keshav Aryal who has recently been a graduate as a second of the FF kids that we have been supporting by the aid of our donors. "In a long run, I have a dream of running a business of my own, probably in the field of something that can link both Nepal and Japan even closer. Maybe an export and import of goods between these two countries" is what he says when asked about his dream for his long run future.. It's such a sheer joy to see our little boys grow up into young gentlemen capable of making their life decisions on their own. We will have his interview posted on our next newsletter. Kathmandu, Nepal. ケシャブ君はなんとフューチャーフラワー基金第1号の子供です。 2009年から、第一回ネパール交流ツアーに参加した1名の日本人からスタートしたこの学費支援事業は 今年で7年目。 おかげさまで、支援を受けて学校に通えるようになった子供は現在合計155名です。 そして、ケシャブ君はマイディ村でのフューチャーフラワー基金の活動を一番身近に見てきた子供です。 これまでの支援で私達スタッフや会いに来てくださった日本の支援者との交流もあり、 興味のあった日本へ留学が決定しました!来日はなんと明後日!(10月5日) 弟の様な存在であるケシャブ君。人生初の大冒険をして仙台までやってきます! 皆さんで歓迎しましょう!日本の色々な文化や習慣に早く慣れるよう、皆様のご協力よろしくお願いいたします。 鈴木 |
Author:日本・ネパール文化交流倶楽部 事務局
ネパール大好き、何故か嫌いになれない国・・・、なぜか無性に懐かしい気持ちになる・・・
多くの人の心のよりどころであるネパールをもっと身近に感じてもらえるように、仙台を拠点に活動しています。
より多くの人が生まれた国や境遇関係なく人生を思うように楽しめるように、ネパールと日本の架け橋となりつつ、楽しく生きたい人の集まりです。
ここではネパールと人と人との交流の楽しさに魅了された、又は、これからされたい会員さんたちとの連絡やお知らせ、交流倶楽部の日常の出来事等を公開してゆきます。
どうぞよろしくお願いします。
窓口は
仙台駅東口徒歩5分