皆さん、ナマステ! 2016年後半のフューチャーフラワー基金(ネパールの子供の1対1の就学支援)のための 現地視察シーズンが始まりました! 今回はネパール交流ツアーを挟んで 前半と後半に分かれており、 前半(9月21日~10月19日)は理事長が現地法人(もしくは現地支部)設置の為の申請手続きや ダディン郡の就学支援の交流の拠点「交流の家」建設の為の業者探し等、重大ミッションを遂行します。 どちらもほとんどゼロからのスタートで、全くの手探り状態ですが、 ネパール特有の政府や行政関係のプロセスの遅さにもめげず、 何とか出来るところまで進めてもらいたいところです。 後半戦のスタートはネパールツアーです。 そしてその前に❗️ こちら仙台からは、9月26日から3日間、一人の支援者さんが、 子供達に会う目的でネパールを訪れました。 その方は正会員にもなっていただいており、現在6人の子供の支援を続けてくださっています。 ![]() 理事長が空港でピックアップし、日程がかなり短いので カトマンドゥには滞在せずそのままダディン郡までお連れしたそうです。 雨期が明けていれば理事長の生まれたマイディ村まで行く予定でしたが、 気候変動のせいか、今年も雨期が長引いていて、車では行ける道路が無いそうです。 ![]() 支援を受けているプラディプ君と。 カトマンドゥからは、スタッフのカルパナさんとサルミラさん、 そしてダディン郡の郡庁所在地ダディンベシからは青年海外協力隊で赴任中の阿部さん、 ダディン郡の隣、ヌワコット郡からは、 新しいサポートスタッフとしてこれから研修を受ける、シングルマザーのラクシュミさんが 合流したそうです。 ![]() (左からカルパナさん、ラクシュミさん、サンジブ理事長、支援者さん、子供) 日本・ネパール文化交流倶楽部スタッフ(ネパール人4名)と支援者(日本人2名)の総勢6名。 そして子供達も6人中3名が街まで悪天候の中歩いて、 めいっぱいおしゃれをして、”日本のお父さん”に会いに来てくれたそうです。 ![]() ラマさんとアプサラさん その日の様子を、現地スタッフのサルミラさんが 交流倶楽部のFacebookページで投稿してくださったのを 以下に紹介いたします。 Finally Mr. Fugen Kanayama has arrived here in Nepal to meet the FF kids those he has been supporting. Even though it was pre- scheduled for his visit to Maidi village, we couldn't reach there because of road blockade due to excessive rain ( because the roads are unpitched, muddy). Hence, we reached upto Dhading besi, the district headquarter and met 3 of the 6 kids he has been supporting. He was very happy all the time with us, supporting members in Nepal and kids, also glad to have met the new prospective FF kids. Kathmandu, Nepal. ![]() (日本語訳) ついに、日本から支援者さんがご到着され、支援いただいている子供たちと会うことができました。 当初の予定ではマイディ村まで行き子供達の学校や生活環境も見ていただくはずでしたが、 あいにくの雨で、道が泥だらけで通行止め(ネパールの農村地区はほとんど舗装されていない)だった為、 村までは行けませんでした。 なので、ダディンベシ(ダディン郡の郡庁所在地)で支援いただいている子供の6人のうち3人と面会していただきました。 私たちと会えたことをとても喜んでいらっしゃいました。 また、新しく支援する子供の面接にも立ち会えて、とても嬉しそうでした。 ネパール、カトマンドゥより その日、ダディンベシにいるということで、今現在、学校に通えない状況の子供で 私達の支援を求めている子供、2,3人の面接もあったそうです。 ![]() なかなか支援者の皆様にはお見せ出来ない新規支援の面接にも お立会いいただけて理事長は嬉しかったそうです。 是非、報告会ではその時の感想をお話ししていただきたく思います。 最後になりますが、今後の予定です。 事務局の鈴木は10月19日(水)にネパールへ出発いたします。 子供へお手紙がある方はまだ間に合います。10月15日必着でお願いいたします。 計5名(仙台から4名、関西から1名)の参加者と27日までネパール交流ツアーを実施します。 村の子供達とのピクニックももちろん、開催予定です! 理事長は10月27日に帰国となりまして、事務局カトマンドゥは 19日(水)~30日(日)まで休業とせざるを得なくなりました。 皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。 鈴木はツアー終了後、ダディン郡のマイディ村と、初訪問となるヌワコット郡へ行き、 第14期の学費支援の子供たちの面接と選出の続きを行います。 また、村での滞在期間中に面会できた子供には、少しでも日本という国が想像できる様 皆様の様子も出来る限りお伝えしたいと思います。 帰国は11月13日を予定しております。 ネパールの電源、インターネット回線などのインフラ未整備で ご報告が遅くなることがあると思いますが、 何卒長い目で見守っていただければ大変ありがたいです。 引き続きご支援よろしくお願いいたします。 事務局すずき |
フューチャーフラワー基金第14期の為、理事長の渡航日が決まりました! 9月20日日本出発です。 募集しておりました、秋のネパールツアーは参加者が6名に満たない為、 来年春(2月下旬~3月中ころ)に延期になります。 が、仙台の支援者が子供に逢いに行くだけの目的で、 4、5日間ネパールで理事長に合流する予定です。 今後は「なかなか1週間以上のお休みが取れないけど、子供にだけは会いたい!」 といった短期間で子供に会い交流を持てる様なプランも企画しようと考えております。 参加者は常に大募集しておりますので、興味がある方はぜひ遠慮なくご意見ください! さて、今回の訪問は現地法人設立の準備や、マイディ村交流の家建設計画、 大地震後の人々の生活改善状況の確認など諸々の課題が山積しているため、 副理事長も10月半ばに追いかける形になります。 支援している子供達へお手紙を出したい方は、 9月いっぱいを目安に事務局まで郵送もしくは手渡しのご準備お願いいたします。 また、毎度のことですが、子供へのプレゼントに関しては、 お手紙の封筒に入る程度の小さいシールや写真などは大変良いのですが、 それ以外の文具や玩具はもらえない子供に不平等感を与えてしまいますので、ご遠慮ください。 私達が村々で面接や子供達に会うときに、 町の商店で現地の子供達がみんな使うノートや、 一個あげても喜ばれるキャンディなどを購入して(日本の8分の1程度の金額で買えます)、 その時々皆に平等に配りますので、それへのカンパは募集いたします。 お振込みの際は、「文具代カンパ」と一言添えていただけると有難いです。 どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m 事務局長 すずき |
ネパール現地サポートスタッフのサルミラさんから報告が届きました。 彼女は大学生の頃からボランティアでお手伝いしてくださっており、今は他の仕事をしながら パートタイムでインタビューや翻訳、写真のまとめ、写真の送信、日本やネパールの農村との連絡、 報告など、もう一人のスタッフで、パソコンだけでなく読み書きも不十分なカルパナさんが出来ないことを 主に手伝ってくださっています。 以前彼女がメールで送ってくれた ダディン郡の子供達の写真は、 フェイスブックの日本・ネパール文化交流倶楽部ファンページでも ご覧いただけるようになりました! フェイスブックアルバムへ 必ずしも子供達全員に会えて写真が撮れるとは限りませんので ご了承願います。 以下サルミラさんの報告の翻訳です。 Following is the original message in English.. 8月14日に私たちの定期的な支援対象の村々への訪問の一環として、ヌワコット郡(注1)へ行ってきました。 週末の日帰りということで一人の子供に会うのがやっとでした。 スジナ・シュレスタさんに会って、手紙のお返事を書いてもらいました。(注2) まだ書けていなかったのですがその場で書いてもらい、それを私が預かって カトマンドゥの中央郵便局から日本の事務局へ送りました。 こうやってお手紙や色々な報告に関して、支援者の方々にご不便をおかけして本当に申し訳ありません。 しかしながら、どうしてもご理解いただきたいのですが、このようにネパールの交通状況と通信環境は 思っているほど容易ではありません。 特に今の雨季の季節は、雨の後の土砂崩れや数え切れないほどの交通事故などでできた 窪みやら破損による道路の封鎖が頻繁に、どこででも起きるのです。 また、都市以外の場所には空便のような設備もありません。(注3) こういった問題を、本当にご理解いただける心の広さを、引き続きお願い致します。 ネパールカトマンドゥより 注1:ヌワコット郡は大地震で被害が大きかった地域の一つで、約20名の子供達を学費支援しています。 注2:スジナさんには父親がおらず学校に通うのが大変だったところヌワコットのシングルマザーラクシュミさんに紹介いただき出逢った子供です。去年10月から支援開始し、今年4月に日本の支援者からのお手紙を届けたばかりでした。 注3:ネパールには鉄道もない為、物資の輸送は都市間の空輸を除き、車か、道路がないところは動物か人が担いで運びます。 ![]() 笑顔で元気そうなスジナさん ![]() 大人に教わり見てもらいながらでないと、なかなかお手紙というものが書けない子供達 ![]() 一番手前はヌワコット郡の子供達を紹介してくださっているサポートスタッフのラクシュミ・フヤルさん。 夫を亡くしたシングルマザーで結婚後自分の意志で勉強を続け、高校を卒業しました。 働きながら生活費を稼ぎ息子さんを当会で支援してもらいながら、 大地震で傷ついた他の村の女性や子供たちの支援にも力を貸してくれています。 (original message) Owing to our regular visit to the target districts, we had a visit to Nuwakot on Sunday -14th August despite it being a weekend just to meet one of our FF kids - Sujina Shrestha and asked her to write a reply to her supporter. We have finally received the letter and posted it to Japan office. We are really sorry for the inconvenience caused to our supporters regarding this matter. However, on our defense, we would like to explain that unfortunately in the context of Nepal - transportation and communication is not as easy as expected especially during this season (rainy season) when the roads are frequently blocked either by landslide of potholes followed by big number of road accidents. Also there are no facilities of air shipment of documents from the rural parts of Nepal. It would be really generous of you if these issues are well understood. Kathmandu, Nepal. |
日本・ネパール文化交流倶楽部の会員さんで 現在、青年海外協力隊でネパールダディン郡ダディンベシ在住のAさんからの報告の続きです。 この報告メールは、6月10日付で、事務局に届きました。 理事長が出張に行ったのが今年3月ですので、それよりも最新のダディン郡マイディ村の情報です(^^) Aさん、電気や通信状況の悪い環境で、とても時間をかけた観察に基づくご報告、 ありがとうございます。本当に感謝です。 これからもお体に気を付けて、楽しみながら活動を続けてほしいですね! 鈴木 その1はこちら その2はこちら その3はこちら その後の震災復興ですが、街に住んでいるのですが、 ネパールの新聞やテレビを見ない生活をしているので、 住み続ければ続けるほど、よくわからなくなってきています。 でも、ダディンベシは、ひびが入って危険な建物は取り壊され、 地震で建物が壊れて空き地になった場所には建物が建ったりと、 地震の面影はなくなってきています。 JICAの支援で修繕される学校の校舎は55校あるそうで、 現在40の校舎が完了したそうです。 一応私の配属されている保健事務所がらみのは、 こちらは病院で出産しても24時間後には帰宅しなければいけないのですが、 3日間滞在できるプログラムがあり、5月中旬のバイサーク(ネパールの1月)迄で終了しました。 それと、低栄養の子供のために、NGOとの連携が11月中旬カルティック(ネパールの5月)まであるようです。 ネパールの教育事情ですが、とにかく酷いです。 この支援に参加するにあたって、こんな滅茶苦茶な学校に通わせても意味がないのでは? と最初は考えていたのですが、滅茶苦茶とはいえ、この国の学校なのでそこを卒業しているのと していなのでは大きく将来が左右されるので、参加したという経緯があります。 しかも、色々と見てきた中で、学校入学以前に先進国の子供たちのように 栄養が足りていないのと、遊びを通して脳を育てるというのがほどんとされていなので、 もし先進国レベルの小学校教育をそのまま持ち込めても効果は同じようにはでないのでは? と考えています。 栄養面は、途上国はどこでもなのですが、脳を育てる鉄とヨードが足りていません。 世界の中でもアンデス山脈とヒマラヤ山脈のエリアが特にヨードが少ないそうです。 そして、日本でも有名なDHAも、海が無いのでそれらを含む魚が手に入れにくいです。 一応、1缶100ルピー位でイワシ缶が売っていますが。 植物性の体内でDHAになる栄養素も、クルミ等ありますが、 庶民のネパール人が購入するのは現実的ではない値段です。 しかし、エゴマがあるのですが、写真を見せてネパール人に聞いても知らないと言う方がほとんどです。 そのエゴマなのですが、ダディン郡のトリプルショールというガービサにある友達の家の庭で見ました。 そこの一家なのですが、おじいさんが勉強の大切さを知っていて子供たちに勉強させたことによって、 友達のお父さん、おじさん、おばさんの旦那さん、友達の弟はトリブバン大学です。 おじさんは、トリブバン大学の医学部から東大大学院の博士課程で4年間学び、 その後WHOとハーバード大学の大学病院で働いて、今はワシントンDCの病院で働いています。 友達の弟は歯学部で、先日最終試験が終了し1カ月後からインターンが始まります。 その家族のおむかいさんの息子さんは、アーユルヴェーダ医師のインターン中です。 後、もうひとり同じその二人と同じ年頃の同じ村の友達がバングラデシュの医大で勉強中です。 エゴマ効果を疑っています(笑) そして、遊びを通した脳の開発ですが、 まず、ネパール人は赤ちゃんの時から、ぼーーーーーーーーーーーっとしている時間が多いです。 子供に対する絵本の読み聞かせすらないので、赤ちゃんに対する読み聞かせについても知らない状況です。 脳を刺激するようなおもちゃは勿論無いですし、紙類が高いからか、お絵かき・紙工作・反復学習も していませ。自然だらけなのですが、砂・土遊びもしていません。枝や葉っぱ等自然の物を使って何かを 作るという事もしていません。私が子供の頃にやっていた、しりとり・あやとり・ゴム飛び・川でダム作り・ 手遊び・だるまさんが転んだ等の遊び等、道具が無くても出来るのもほとんど見かけません。 特に指先を使う遊びがほぼ無いです。 これはカーストがからんでいるのでしょうか?そう思えてくるほど、無いです。 そして、日本の年少クラスにあたるナサリーと年中・年長クラスのケージでは、 発達段階に合っていないプログラムを行っています。 小学校からも、1年生から、掛け算を始めたりと、発達段階を無視しています。 そして、当然な結果ですが、計算出来ない人を多数見てきました。 友達の大家さんは紙に書いた1000-650、友達のフィンランドの大学院を出ている同僚が暗算で18-3、私の同僚の私立に通っている3年生の息子が3+4が出来ませんでした。 カトマンズの雇われ店員は、計算機を使っても何度も間違える人が多いです。 ダディンベシの一番大きな公立小学校の5年生でも掛け算ができないそうです。 ここに小学校教員としてJICAボランティアが入っています。 この方が、一桁の掛け算を書いたフラッシュカードを作り、出席を取る時間に4年生の クラスで使用しているそうなのですが、先生自身も、疲れたり面倒くさくなってくると、 児童が答えを間違えてもお構いなしにどんどん進めるそうです。 なぜ計算練習を行っているのかということが、先生すら理解できていないようです。 小学校教員を養成する支援に入っている日本のNGOがあるのですが、 そこに以前行ったJICAボランティアの方が、 小学校4年生の四則計算を学生にやってもらったら、全問正解者はゼロだったようです。 はっきり言いまして、小学校の先生の顔つきは、学校の先生の顔ではありません。 日本ではそのような人たちは先生になれないです。 このような現状を見て、 今、JICAの活動とは別に、主に孤児院の子供たちに脳を使う遊びが出来るおもちゃや道具を 持って行って、使ってもらって様子を見ている最中です。 でも、この、脳を使うようなおもちゃはネパールで散々探したのですが見当たらなかったので、 日本から取り寄せて使用していたのですが、 現在建設中の(でも買い物が出来る)ショッピングモールで初めて見ました。 ネパールは、お金持ちの子供たちもこのようなおもちゃを手に入れることは困難です。 |
ナマステ! 日本・ネパール文化交流倶楽部では年に2回、ネパールの村々を訪れ、 新しい支援を受ける子供たちを選んでいます。 その際、今まで支援を受けて通学している子供達からお手紙を預かるように心がけています。 お手紙の写真を載せた記事はこちら お手紙を書いたり、郵便で送ったり、お返事を書いたり、という文通の文化が発達していないネパール。 そして国内郵便も発達していないので、都会であっても自宅まで配達してくれません。 中央郵便局が一つだけある首都のカトマンドゥに郵便物が届くと、「あなたに荷物が届いてるよ~」と電話が来て、 郵便物を受け取りにいくシステムになっているそうです。 ネパールには未だ鉄道も無ければ、村の中心部までバスが一日数本、 そこからさらに奥へ行くには徒歩や、別な一日一本しか無い、文字通りの”おんぼろバス”に 荷物や家畜と一緒に乗り込んで移動しなければたどり着けない山間部の村々が 数え切れないほどあります。 ![]() (首都のダディン郡行きバスターミナル) ![]() (バスは大抵、道中何度も故障に見舞われる。その場で修理するしか先へ進めない) 私達が支援を届けている子供達はそういった場所に住んでいます。 特にダディン郡とヌワコット郡の村々は山岳地帯ですので、本当に移動が大変なのです。 ![]() (山間の村には自転車も走れない道ばかり) そんなところまで日本からお手紙や荷物を送っても、確実に届く保証はありません。 ですので、お手紙を書きたい支援者さんや子供達には、私達や現地のお手伝いのスタッフを通じて 手渡しで届ける方式をとっております。 お手伝いのスタッフ、カルパナさんも、幼少時代から貧しく教育を受けられずに育った女性ですが 今は小学校低学年程度の読み書きを覚えて、私達の活動を支えてくださっています。 ![]() (カルパナさんの自宅で封筒の準備をしている様子) ネパールの仲間&サポートスタッフの記事はこちら そんな彼女にお願いしているのは、 村に住む学校にいけない大変な子供たちの情報収集と 支援金を届け子供たちの写真を撮ること、 そして、子供達に手紙を書くように声がけしてもらうこと。 携帯電話の電話帳登録もできないカルパナさんですが、子供が100人を超えても 素晴らしい記憶力と、村人との世間話からの情報収集能力を発揮し、本当に頑張ってくださってます。 前回理事長の出張の時(今年3月)までに全部で16通を集めてくださってました。 その子供達からの手紙を理事長が預かり、日本に持って帰ってきました。 それをまずネパール語で書かれたもの、英語で書かれたものに仕分けし、 ネパール語のものは理事長に読んでもらいその場で訳してもらったものを私がパソコンに入力。 ![]() (仙台事務局にて。理事長が子供が鉛筆で藁半紙ノートに書いた小さい字を必死に解読する様子) 英語の手紙は今回は数が多かったので、会員で英語が出来る方に 翻訳のお手伝いをお願いしちゃいました。 それを印刷し、原本と一緒に支援者の元へ、郵送いたしました。 という前置きが長くなりましたが、、、、 お手紙を書いてくださったけれど、まだ返事待ちの支援者さんもいらっしゃいますので、 他の子供たちがどういうお手紙を書いてくれたのか、 翻訳したものを公開し、少しでも子供たちの感謝の気持ちを伝えられればと思います。 ご意見・ご感想などある方は、大歓迎です。 日頃の地道な業務の励みになるだけでなく、ネパールのスタッフにも喜びや 業務改善のアイデアになるかも知れません。 是非、コメント欄、もしくは日本・ネパール文化交流倶楽部まで直接メールでお願いいたします(^^) よろしくお願いいたします! 鈴木 25 ナマステ!貧しい私の家族と、私の成長のために援助してくれて、私はとても幸せです。今、私のうちにはたくさんの家族が住んでいます。ですから私の母はとてもよく働いています。(父は)いつもお酒を飲んで、母をたたきます。しかしあなたが私たちを気にかけてくれるので、とても感謝しています。そして私たちの村に来てほしいです。もしあなたが村へ来たら、とてもうれしいです。ぜひ私たちの村へ来てください。 Mahendra マヘンドラより 26 ナマステ! 貧しくて困っている私たちを助けてくれて、私はとても幸せです。私は貧しい家庭に育ち、今うちにはたくさんの家族が住んでいます。家事や、私たち姉妹の世話のために、母はよく働いています。私の妹(もしくは姉)の名前はレカ・パリヤルです。私の父の習慣はとても悪く、いつもお酒を飲んで母をたたきます。そのとき母はどこか別の場所に逃げなければなりません。 しかしあなたが私たちのことを気にかけてくれているので、とても感謝しています。ですから私の村へ来てほしいです。もしあなたが来てくれたら、とてもうれしいです。そのときは村の食べ物、グンドゥルック(乾燥発酵野菜)やディロ(そばがき)、お肉、果物、野菜などなどを出しますよ。 私の名前はマドゥリ・パリヤルです。私の学校の名前はスリ・サミバンジャング中学校で、今8年生です。 私は裕福でありませんが、私の考えていることははっきりしています。村へ来たら、いろいろな貧しい子どもがいて、村はまだ発展していないとわかるでしょう。 最後に、私を支援してくれて、本当に本当にありがとうございます。あなたに会える日を楽しみにしています。 Madhuri マドゥリより 29 貧しくて困っている私たちを助けてくれて、私はとても幸せです。私は貧しい家庭に育ちました。今うちにはたくさんの家族が住んでいます。ですから、家事や私たち兄弟の世話をするために、母はたくさん働かなければなりません。私の父の習慣はとても悪くて、いつもお酒を飲んで、母をたたきます。そのとき、母は私たちをおいて、別の場所へ行かなければなりません。 しかしあなたが私たちを気にかけてくれているので、とても感謝しています。ですから私たちの村へ来てほしいです。もしあなたが村へ来たら、とてもうれしいです。そのときは村の食べ物、グンドゥルック(乾燥発酵野菜)やディロ(そばがき)、お肉、果物、野菜などなどを出しますよ。私は裕福ではありませんが、考えていることははっきりしています。村へ来たら、いろいろな貧しい子どもがいて、村はまだ発展していないとわかるでしょう。 あなたに会える日を楽しみにしています。 Binda ビンダより 44 I ナマステ!あなたのすばらしい支援にとても感謝しています。私たちは幸せでいっぱいです。たくさん助けてもらえて、とてもうれしく思っています。あなたのおかげで、私たちの生活は便利になるし、それに勉強も続けられます。そしてこれから、私たちのよい将来を描いていきたいです。 私たちはとても幸せです。あなたに神様の祝福がありますように。本当にどうもありがとうございます。Sabita Aryal サビタ アリアル 44J ナマステ。お元気ですか。私は元気です。 あなたが支援してくれているので、私はとても感謝していますし、幸せです。また、いつも支援してくれることを願っています。 ネパールであなたに会いたいですから、私や私の学校を見にネパールへ来てほしいです。私の学校はカトマンズのバラジュというところにあります。今、7年生で勉強していて、私の成績は70~80%くらいだと思います。私には勉強を教えてくれる姉や母がいません。あなたからの支援金は、学費や生活必需品のために使っています。これからも支援を続けてくれることを望んでいます。本当にどうもありがとうございます。 Rakshya Aryal ラクシャ アリアルより 61 ナマステ! 貧しくて困っている私たちを助けてくれて、私はとても幸せです。私は貧しい家庭に育ち、今うちにはたくさんの家族が住んでいます。家事や、私たち兄弟姉妹の世話のために、母はよく働いています。私の父の習慣はとても悪く、いつもお酒を飲んで母をたたきます。そのとき母はどこか別の場所に逃げなければなないので、かわいそうです。 しかしあなたが私たちのことを気にかけてくれているので、とても感謝しています。ですから私の村へ来てほしいです。もしあなたが来てくれたら、とてもうれしいです。そのときは村の食べ物、グンドゥルック(乾燥発酵野菜)やそばがき、お肉、果物、野菜などなどを出しますよ。 私は裕福ではありませんが、考えていることははっきりしています。村へ来たら、いろいろな貧しい子どもがいて、村はまだ発展していないとわかるでしょう。 あなたに会える日を楽しみにしています。Gita Baram ギタ バラムより 62 ナマステ! 貧しくて困っている私たちを助けてくれて、私はとても幸せです。私は貧しい家庭に育ち、今うちにはたくさんの家族が住んでいます。家事や、私たち姉妹の世話のために、母はよく働いています。父は母や私たちをおいて、別の場所へ行きました。また私たちは祖父と祖母の面倒もみています。 ぜひ私の村へ来てほしいです。もしあなたが来てくれたら、とてもうれしいです。そのときは村の食べ物、グンドゥルック(乾燥発酵野菜)やそばがき、お肉、果物、野菜などなどを出しますよ。 私は村の状況について、よく知っています。私は裕福ではありませんが、考えていることははっきりしています。あなたに会えるのを楽しみにしています。 Amrit アムリットより 63 私は元気です。そしてあなたもあなたの家族もみんなお元気ですか。 私の勉強のために支援してくれて、私はとても幸せです。そしてとてもあなたに会いたいです。ぜひ今年、私のうちへ来てください。あなたからのお手紙を待っています。 Asmita Thapa Magar ) アスミタ タパ マガルより 71 私は元気です。あなたもあなたの家族もみんなお元気ですか。 私の勉強のために支援してくれて、本当に幸せです。そしてとても感謝しています。私の祖父と祖母も幸せです。私はあなたに会いたいです。ぜひ今年、私のうちへ来てください。あなたからのお手紙を待っています。 Gyanu Khulal ( Gyanu Thapa Magar ) ギャヌ タパ マガルより 74 まず、新年あけましておめでとうございます。そして5年前から私を支援してくれて、本当に感謝しています。 私の家族はとても貧しいですから、勉強を続けるためにたくさんの問題がありました。しかしあなたが支援を始めてくれたおかげで、その問題は解決されました。私も家族もみんなとても幸せです。そしてこれからも支援が続くことを願っています。 私はあなたに会いたいですから、村に招待します。もしあなたが村へ来たら、とてもうれしいし、地元の食べ物でお迎えします。(そばがきや、肉、地鶏などです。) 私はあなたが大好きです。また将来はソーシャルワーカーになって、貧しい子どもたちを助けたいと思っています。 Sandhya Adhikari サンディヤ アディカリより まず始めに、約5年間私を支援してくれて、どうもありがとうございます。あなたの支援から、私は奨学金を支払っていて、勉強を続けることができています。私も私の家族もみんなうれしく思っています。 そして、私はあなたに会いたいですから、ぜひ村へ来てほしいです。もし私の村へ来たら、地元の食べ物でお迎えします。(そばがきや鶏肉などです。) 将来、私はソーシャルワーカーになって、小さい子どもたちを助けたいです。 最後に、2016年の新年のお祝いを申し上げます。 Sarmila Thapa サルミラ タパより 私はこちらで元気です。そちらも元気でいらっしゃること期待しています。 勉強のために支援していただいて、とても嬉しいです。ありがとうございます。 両親ともいない私を支援していただいてすごくうれしいです。一枚でいいのであなたの写真を送ってください。 すごく会いたいのですけど、私の村には来られないんですか?家に来てくださったら、家で飼っている鶏の肉を食べさせたいです。 サパナ・ドゥバディ 2072年9月16日 チャインプル・ダディン 尊敬するおじさんへ。 貴方からの支援を今日受け取りました。すごくうれしいです。そのお金でノート、ペンを買って頑張って勉強します。私みたいな貧しい子供を助けてくれまして、すごくありがたいです。 おじさんにとても会いたいです。一回私の家を見に来てくれませんか?貧しいですが、家にディド(そば・ヒエ・トウモロコシを水とこねて作る主食)、ヨーグルトとお肉も用意します。 貴方の支援で一生懸命頑張ってクラス一番になりました。 おじさん本当にすごく会いたいので家に来てください。ありがとうございます。 ラマ・ティマルシナ (バラの絵の手紙)飛んでる鳥には誰がえさやる? 地震で困っている私達には日本から助けが来た。 2072年10月 チャインプル9 おじさん、私は元気です。貴方も元気だと期待してます。手紙なに書こうかな。。。 私はずっとあなたのことを思ってます。貴方の支援のおかげでここまで来れました。支援をもらっているので毎日学校に行けてます。 いつも思い出したいので、自分が来れなくても大きい写真を送ってください。 私の親よりも尊敬しています。 ルパ・カナル 2072年9月26日 尊敬するあなたへ 私は元気です。そちらも元気でいらっしゃると期待しています。 私達に会いに来てくれると聞きまして、すごくうれしくて会いに行きました。でもピクニックが終わった後、さみしくなりました。 貴方の支援で今7年生を始めることが出来ました。支援があったおかげで、ノート、ペン、鉛筆、服を買えるようになりました。教科書入れる鞄も買いました。 今日もあなたのことを思い出しながら、手紙を書いています。 また会いに来てくれると期待しています。今度そちらの写真も見たいです。ピクニックの時の写真も欲しいです。 自分を生んでくれたお母さんよりも尊敬しています。ピクニックにいらっしゃった他の皆さんにもよろしくと言ってください。 送っていただいたお金は、勉強に必要なものだけに使ってます。支援をもらう前はノートを買う前も親と喧嘩をしなければいけなかったのが、今はちゃんと買えています。 一回も会ったことのない子供に、支援をしてくれましてすごく感謝しています。 本当に会いたいです。 ランジタ・カナル(7年生) ※ピクニックの時の写真は理事長出張の際に届けられました。 ※会いに行った淡路さんのことを思い出して書いているようです。 |
Author:日本・ネパール文化交流倶楽部 事務局
ネパール大好き、何故か嫌いになれない国・・・、なぜか無性に懐かしい気持ちになる・・・
多くの人の心のよりどころであるネパールをもっと身近に感じてもらえるように、仙台を拠点に活動しています。
より多くの人が生まれた国や境遇関係なく人生を思うように楽しめるように、ネパールと日本の架け橋となりつつ、楽しく生きたい人の集まりです。
ここではネパールと人と人との交流の楽しさに魅了された、又は、これからされたい会員さんたちとの連絡やお知らせ、交流倶楽部の日常の出来事等を公開してゆきます。
どうぞよろしくお願いします。
窓口は
仙台駅東口徒歩5分